2つの口座間で現金を移動した場合の仕訳方法

複数の銀行口座を持っていて、資金の移動を行った場合の仕訳方法です。
MFクラウド確定申告で口座を連携している場合、そのまま「現金」にしてしまうと重複してしまうようなので「振替勘定」という項目を新しく作る方法で対応してみました。

A銀行からB銀行に現金を移動した場合

勘定科目に「振替勘定」という項目を新しく追加し、仮置き場を作りました。

借方 貸方
取引日 勘定科目 補助科目 金額 勘定科目 補助科目 金額 摘要
○/○ 振替勘定 A銀行→B銀行 10,000円 普通預金 A銀行 10,000円
○/○ 普通預金 B銀行 10,000円 振替勘定 A銀行→B銀行 10,000円

勘定科目「振替勘定」の作り方【MFクラウド確定申告の場合】

(1)「各種設定」の「勘定項目」を選択します。

振替勘定

(2)画面下にある「決算書科目追加」を選択します。

決算書科目追加

(3)カテゴリに「諸口」、決算書科目と勘定科目に「振替勘定」を入力し、「登録」をクリックします。

振替勘定

「振替勘定」ができました!

補足

「補助科目追加」で「A銀行→B銀行」など設定しておくとわかりやすくなります。

補助科目追加

ご参考までに。

【追記】公式で連携サービスを利用している場合の方法が書いてありました。もう一方の明細については「対象外」とする方法です。
マネーフォワード:【振替】現金⇔預金など、事業内で資金移動があった場合の仕訳

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