フリーランスが仕事でカフェ利用時の経費・仕訳【個人事業主の確定申告】

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フリーランスの人が1人でカフェで仕事をした場合、経費にすることが可能です。その場合の勘定科目は「会議費」になります。「飲み物代」だけで「食べ物代」は経費になりません。

ただし、仕事上で研究や視察を目的とした「飲食代」は経費になるようです。その場合、税務調査でプライベートと疑われないためにも、撮影写真やレポートなどの「証拠」を残しておくとよいです。勘定科目は「研究費」がおすすめです。

今回は「会議費」の場合の仕訳方法をまとめてみましたのでご参考ください。

目次

現金払いの場合

事業のお金で支払った場合

事業用のお金(現金)で経費を使った場合の勘定科目は「現金」になります。

借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
○/○会議費作業場代500円現金 500円スターバックス○○店

個人のお金で支払った場合

プライベート用のお金(現金)で経費を使った場合の勘定科目は「事業主借」になります。

借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
○/○会議費作業場代500円事業主借 500円スターバックス○○店

クレジットカード払いの場合

カードで支払いの場合は、カード決済の日と引き落とされた日に仕訳をします。

会社用のカード

会社用のカードの場合「未払金」で仕訳ます。

決済した場合

借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
6/1会議費作業場代500円未払金○○カード500円タリーズ○○店
6/15会議費作業場代800円未払金○○カード800円スターバックス○○店

引き落とされた場合

複数回カードを利用していてもまとめて1回記帳すればOK。

借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
7/31未払金○○カード1300円普通預金○○銀行1300円○月分 ○○カード引落

個人用のカード

個人用のカードで支払った場合は決済した日のみで「事業主借」を使います。

決済した場合

借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
6/1会議費作業場代1,000円事業主借○○カード1,000円スターバックス○○店

電子マネーの場合

電子マネーには、決済方法がプリペイド(前払い)方式とポストペイ(後払い)方式の2つの種類があります。

事業用の電子マネー

プリペイド(前払い)方式

前払い方式では、チャージしただけでは経費になりません。実際作業場を利用し、支払いをしたときに経費となります。まずは「仮払金」でチャージをしておきます。
例)Suica、PASMO、楽天Edy、WAON、nanaco

(1)Suicaに現金を1万円チャージ
借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
7/1仮払金Suica10,000円現金 10,000円チャージ料
(2)Suicaにクレジットカードで1万円チャージ
借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
7/1仮払金Suica10,000円未払金○○カード10,000円チャージ料
(3)カフェ利用時、500円Suicaで支払い
借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
8/15会議費作業場代500円仮払金Suica500円スターバックス○○店

ポストペイ(後払い)方式

後払い方式では、作業場を利用した段階では「未払金」で処理し、預金口座で決済した段階で支払い処理をします。
例)iD、QUICPay、

作業場利用時
借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
7/1会議費作業場代600円未払金 600円スターバックス○○店
預金口座から決済されたとき
借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
8/15未払金600円普通預金○○銀行600円

個人用の電子マネー

個人用の電子マネーで支払った場合は決済した日のみで「事業主借」を使います。

決済した場合

借方貸方
取引日勘定科目補助科目金額勘定科目補助科目金額摘要
6/1会議費作業場代1,000円事業主借1,000円スターバックス○○店

ご参考までに。

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